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<平成12年9月>

やっと秋がやってまいりました。
夏の暑さで遠のいていた庭作業も心地のよい日中には
庭に出て植物の手入れでもしてみようかという気持ちになってきます。
植物も元気を取り戻し新芽や根も展開をしはじめます。
花咲く完成図をイメージし、その仕込み作業をこの季節にやってみませんか。
(適期・・・9月下旬〜10月下旬頃)

今回はレンゲショウマを使った基本的な植え替え、又は購入した苗の植え込みの作業手順をご紹介します。
いろんな山野草を使って気に入った鉢に植え楽しんではいかがですか。

9月下頃、今年の葉が茶色くなり始めたら植替えが行える状態です。

用土は鉢の底土となるゴロ土

そして山野草培養土。(山野草用・・・軽石4・日向土3・鹿沼土1・赤玉土2の基本用土に腐葉土を2〜3割混ぜる)

元肥用の緩効性肥料、防虫網、植え込み作業に便利な箸、ピンセット、土入れ
これらを用意しましょう。

まず株を鉢から抜き古い土をきれいに落とします。
この時期になるとレンゲショウマはこのように地上部の根元に新芽が形成されています。
新芽と根を残し、古い葉を落とします。
このような状態にします。
乾かしすぎると株が傷むので、長く放置しないようにしましょう。
次に根を整理します。
古い根(黒く腐ったようになっている根)を切ります。
さらに、長く伸びた余分な根を切り詰めます。
左:整理の終わった株。

右:切り落とした根。

鉢に植え込みます。
できるだけ株の大きさに合った鉢を選びます。
防虫網を鉢底にセットしごゴロ土を一並び(網が隠れる程度)入れます。
この時、網を箸で抑えながらゴロ土を入れると網がズレなくて作業しやすいです。
元肥を施します。
根が肥料に触れると肥料焼けを起こすので肥料が隠れる程度に培養土を入れます。
株を鉢の中に置いてみます。
ピンセットで根を鉢の中に広げます。
株を指で抑えた状態で用土を入れます。
新芽の先が土の表面から少しだけ隠れる状態をイメージし培養土を何回かに分けて入れてゆきます。
新芽の先が鉢の中央に位置し表面から少しだけ隠れる深さになっています。

新芽を傷めないように軽く株の周りの用土を箸でつつき、まんべんなく根の中に用土が入るようにします。
この時、新芽が表面に出てしまう場合は隠れる程度に用度を足します。

根と用土をなじませるために鉢ごと水に漬けます。
鉢は完全に沈めないで縁を水面より出た状態で鉢底から水が上がってくるのを待ちます。
(鉢を沈めると鉢の縁から水が入り土を巻き上げてしまいます)
底の穴から入った水が上まで浸透してきたら引き上げ写真のように水をはらいます。
これを二度ほど繰り返し用土を落ち着かせます。
植物の名札を刺し、完了です。
冬は新芽が凍らないように落ち葉などで覆うとよいです。
苗の芽の状態によりますが
早ければ翌春、又は2〜3年で花を見ることが出来るでしょう。

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