風鈴ダイコンソウ
【学　名】　Geum rivale
【年　生】　多年草(宿根草)
【花　色】　赤
【花　期】　春
【草　丈】　20cm
【日　照】　日向
【耐寒性】　寒さに強い（耐寒性あり）

風に揺れる、鈴のような可憐な花。
その姿に思わず目を奪われる「風鈴ダイコンソウ（ゲウム・リバレ）」。

繊細でありながらも、どこか素朴で温かみのある雰囲気は、
ナチュラルガーデンや山野草風の庭づくりにぴったりの存在です。

風鈴ダイコンソウは、ヨーロッパを中心に自生する多年草。
「ゲウム」という属名で呼ばれるこの植物は、
日本に古くからある「ダイコンソウ」と同じ仲間で、
可愛らしい花姿に加えて、育てやすさにも定評があります。

開花期になると、
下向きに咲く小さな釣鐘状の花が、風にゆらゆらと揺れて、
まるで森の中で風鈴が鳴っているような、そんな癒しの風景を生み出してくれます。

花の色は、渋みのある赤紫やレンガ色。
派手すぎず、でもしっかりと個性があり、
緑の葉やまわりの草花との調和も絶妙です。

お庭の中に少しだけ「野の花のような味わい」を加えたいとき、
この風鈴ダイコンソウは、まさにぴったりの存在です。

また、草丈が低めでまとまりやすく、
鉢植えでも楽しめるため、玄関先やベランダで育てるのもおすすめです。
ふと目にしたときに心がふわっと軽くなる、そんな優しい植物です。

ゲウム・リバレは、他の「ゲウム（ダイコンソウ）」と比べて、
より山野草らしいしっとりとした風情が魅力。
ガーデニングに季節感やストーリーを取り入れたい方には、
特に人気の品種となっています。

秋には、花後にできる種の姿まで楽しめるのもポイント。
ふわっとした実が乾いていく様子は、
晩夏から初秋にかけての風景に、静かな余韻を残してくれます。

暑さや寒さにも比較的強く、
こまめなお手入れが難しい方でも、
無理なく育てられるのも嬉しいところです。

ナチュラルガーデン、宿根草ガーデン、山野草コーナー――
どんなシーンでも、その風鈴のような可憐な姿が、
まわりの草花と調和しながらも、しっかりと印象を残してくれます。

種から育てる楽しみもありますが、
花つきのポット苗からスタートすれば、
翌春にはすぐに可憐な花姿を楽しめるのもポイント。

あなたの庭や鉢植えに、
この「風鈴ダイコンソウ（ゲウム・リバレ）」をぜひ迎えてみませんか？
きっと、四季の風を感じられる、優しいひとときを運んできてくれるはずです。

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【育て方のポイント】
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・日当たりのよい場所?半日陰で育てられます。
　強すぎる直射日光は避け、夏場はやや涼しい環境が理想です。

・水はけのよい土を好みます。鉢植えの場合は山野草用の培養土がおすすめです。

・乾燥が苦手なので、土の表面が乾いたらこまめに水やりをしましょう。
　特に夏場は朝夕の涼しい時間帯に水をあげると◎。

・寒さには比較的強く、冬は地上部が枯れても春にまた芽吹いてきます。

・花が終わったら、花がらを摘むことで株が疲れず、見た目もすっきりします。

・数年に一度は株分けをすると、株が若返り、花つきも良くなります。

・無肥料でも育ちますが、春と秋に少量の緩効性肥料を与えると元気になります。

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可愛らしさと野趣をあわせ持つ、風鈴ダイコンソウ。
ゲウムの仲間ならではの素朴な味わいと、自然な華やかさ。

ぜひ、あなたの庭やベランダに、
この小さな風鈴のような花を咲かせてみてください。
そっと風に揺れる姿が、日々の暮らしにやさしい時間を運んでくれます。

【苗のポットサイズについて】

商品に「１０．５ｐ」または「3号」などの表記がある場合、使用するポット（鉢）の直径を示します。

（10.5pは10.5センチ、3号は9センチ[1号=1寸約3センチ]の直径の鉢）。

特別表記がない場合は通常9cmポットを主に使用していますが、入荷時の状態などにより変わる場合もあります。



【苗の状態について】

商品画像はイメージです。
販売する苗は休眠期、成長期、開花期、花後、植物のサイクルに伴い状態が違います。具体的には下記の状態でお届けする場合があります。

・休眠期…地上部が無い、または枯れている状態。地下部のみで休眠中。

・生育期の前半…前年の枯れ葉が残っている・花が無い、丈が短い。

・鑑賞適期…花・葉が鑑賞できる。

・生育期後半…姿が乱れ枯れ葉が目立つなど