斑入ヤブカンゾウ
【学　名】　Hemerocallis fulva
【年　生】　多年草(宿根草)
【花　色】　橙
【花　期】　初夏
【草　丈】　40cm
【日　照】　半日陰
【耐寒性】　寒さに強い（耐寒性あり）

ヤブカンゾウ（Hemerocallis fulva）は、日本の山野に自生する美しい花を持つ植物です。その名前の「ヤブカンゾウ」は、古くから日本の山間部や林の中で見られ、特に湿った土壌を好むことから「ヤブ（藪）」と「カンゾウ（甘草）」の組み合わせが名付けられました。
ヤブカンゾウは、春から夏にかけて鮮やかな花を咲かせることから、古代から観賞用として愛されてきました。
斑入り品種は、葉に美しい斑点が入り、見た目にも楽しませてくれます。
ヤブカンゾウの花は、日中一日だけ咲きますが、その短い間に多くの人々の心を惹きつけます。
ヤブカンゾウの育て方は比較的簡単で、庭や鉢植えで気軽に楽しむことができます。


■ 育て方 :

日当たり：ヤブカンゾウは日光を好みますが、直射日光が強すぎると葉が焼けることがあります。半日陰の場所でも育ちますが、できるだけ日当たりの良い場所で育てるとよいでしょう。


土壌：排水の良い土壌が適しています。湿り気を好みますが、水はけが悪いと根腐れの原因になります。適度に水を与え、土が乾燥しすぎないように注意しましょう。


肥料：成長期には、定期的に肥料を与えるとよいです。特に春と夏の成長期に、バランスの取れた肥料を使用すると、より多くの花が咲きます。


剪定：花が終わった後は、枯れた花を取り除くことで、次の花のためのエネルギーを確保できます。また、根元の古い葉や茎も剪定すると、植物全体が健康に育ちます。

冬越し：ヤブカンゾウは耐寒性がありますが、寒冷地ではマルチングや保護を行うと良いでしょう。寒さが厳しい地域では、霜や凍結から守るために冬期に軽い覆いをすると安心です。

ヤブカンゾウを育てることで、自然の美しさを身近に感じることができます。斑入りの葉が特徴的なこの植物は、庭や鉢植えでのアクセントとしても最適です。

【苗のポットサイズについて】

商品に「１０．５ｐ」または「3号」などの表記がある場合、使用するポット（鉢）の直径を示します。

（10.5pは10.5センチ、3号は9センチ[1号=1寸約3センチ]の直径の鉢）。

特別表記がない場合は通常9cmポットを主に使用していますが、入荷時の状態などにより変わる場合もあります。



【苗の状態について】

商品画像はイメージです。
販売する苗は休眠期、成長期、開花期、花後、植物のサイクルに伴い状態が違います。具体的には下記の状態でお届けする場合があります。

・休眠期…地上部が無い、または枯れている状態。地下部のみで休眠中。

・生育期の前半…前年の枯れ葉が残っている・花が無い、丈が短い。

・鑑賞適期…花・葉が鑑賞できる。

・生育期後半…姿が乱れ枯れ葉が目立つなど