ヤマブキソウ
【学　名】　Chelidonium japonicum
【年　生】　多年草(宿根草)
【花　色】　黄
【花　期】　春
【草　丈】　30cm
【日　照】　半日陰
【耐寒性】　寒さに強い（耐寒性あり）
【耐暑性】　やや暑さに強い（半耐暑性）

１芽入り

ヤマブキソウ（Hylomecon japonica）は、日本の春を象徴する花の一つで、山地や森林に自生することが多いです。その鮮やかな黄色い花は春の訪れを告げ、ヤマブキソウの名前もその山吹色（黄金色）の花びらに由来しています。この植物は比較的寒さに強く、日本の冷涼な気候によく適応しています。また、中国や朝鮮半島が原産で、自然に日本へ広がったとされています。

ヤマブキソウは根茎から広がり、広範囲に自生地を拡大することが可能です。春には早くから芽を出し、美しい花を咲かせますが、夏には落葉し休眠状態に入るため、この時期は特に手入れが必要ありません。ただし、鉢植えの場合は夏の休眠期間中も涼しい場所に置き、適度な水やりを続けることが重要です。これによって、根の乾燥を防ぎ、植物が健康を維持するのを助けます。


■ 育て方 : ヤマブキソウは日陰を好み、湿った土壌を好むため、腐葉土を多めに混ぜた水はけの良い土を用意すると良いでしょう。
耐寒性があるため、冷涼な地域でも屋外での栽培が可能です。春に自然と芽吹き花をつけるので、枯れた花はこまめに取り除くと健康的な生育を促進できます。
夏の休眠期間中は、鉢植えの場合は涼しい場所で適度な水やりを行います。また、根茎が密集しないように、定期的な植え替えも推奨されます。

【苗のポットサイズについて】

商品に「１０．５ｐ」または「3号」などの表記がある場合、使用するポット（鉢）の直径を示します。

（10.5pは10.5センチ、3号は9センチ[1号=1寸約3センチ]の直径の鉢）。

特別表記がない場合は通常9cmポットを主に使用していますが、入荷時の状態などにより変わる場合もあります。



【苗の状態について】

商品画像はイメージです。
販売する苗は休眠期、成長期、開花期、花後、植物のサイクルに伴い状態が違います。具体的には下記の状態でお届けする場合があります。

・休眠期…地上部が無い、または枯れている状態。地下部のみで休眠中。

・生育期の前半…前年の枯れ葉が残っている・花が無い、丈が短い。

・鑑賞適期…花・葉が鑑賞できる。

・生育期後半…姿が乱れ枯れ葉が目立つなど