ミヤコワスレ　江戸紫
【年　生】　多年草(宿根草)
【花　色】　紫
【花　期】　初夏
【草　丈】　30cm
【日　照】　半日陰
【耐寒性】　寒さに強い（耐寒性あり）

ミヤコワスレ（都忘れ）は、ミヤマヨメナ（Aster savatieri）という種に由来する園芸品種です。この名前は、「都を忘れる」という意味を持っており、その可憐な姿が多くの人々に愛されています。名前の由来には諸説ありますが、一つの説では、古都の喧騒を忘れるために、この花が植えられたことから名付けられたとされています。

【ミヤコワスレの育て方】
ミヤコワスレは育てやすい植物であり、以下のポイントに注意して栽培すれば美しい花を楽しむことができます。

●適切な場所の選定: ミヤコワスレは日陰を好む植物ですが、ある程度の日光も必要です。半日陰の場所を選びましょう。

●適切な土の選定: 水はけが良く、腐葉土を多めに混ぜた、やや酸性の土に適しています。また、冬場の過湿に注意しましょう。

●水やり: 乾燥に弱いため、土が乾いたらたっぷりと水を与えるようにしましょう。ただし、水やりしすぎると根腐れを引き起こす恐れがあるため、適度な水やりが大切です。

●肥料: ミヤコワスレは栄養分を必要とする植物です。春と秋に、緩効性の化成肥料や有機肥料を与えましょう。

●病害虫対策: ミヤコワスレは、特に病害虫に強いわけではありません。定期的に植物を観察し、病気や害虫の兆候を見つけたら、速やかに対処しましょう。

これらのポイントを押さえて、ミヤコワスレを栽培すれば、美しい花を長く楽しむことができます。また、ミヤコワスレは花壇や鉢植えでの栽培が向いており、庭先やベランダで育てることができます。

【剪定と植え替え】
ミヤコワスレは、花が終わった後に枯れた茎や葉を剪定し、株を整えることが大切です。これにより、次の成長期に向けて株がリフレッシュされます。

また、鉢植えの場合、2-3年ごとに植え替えを行うことが望ましいです。植え替えを行うことで、根が新しい養分に触れることができ、健康な株の成長が促されます。植え替えの際には、新しい土に適量の緩効性肥料を混ぜ込んでおくと良いでしょう。

【栽培のポイント】
ミヤコワスレは、他の草花と組み合わせて庭や花壇を美しく彩ることができます。例えば、ミヤコワスレの花が終わった後に咲く花を近くに植えることで、季節を通じて美しい花が楽しめます。また、同じキク科のアスターやシュウメイギクと組み合わせることで、より鮮やかな花壇を演出できます。


ミヤコワスレは、その独特な名前と可憐な姿から、多くの人々に愛されています。適切な栽培方法を実践すれば、春先から初夏にかけての季節に、美しい花を楽しむことができます。是非、ミヤコワスレを育てて、日本の風物詩を自宅の庭やベランダで堪能してみてください。

*商品画像はイメージです。季節などの条件により実際のものとは異なります。
*商品に「１０．５ｐ」または「3号」などの表記がある場合、使用するポット（鉢）の直径を示します。（10.5pは10.5センチ、3号は9センチ[1号=1寸約3センチ]の直径の鉢）。特別表記がない場合は通常9cmポットをおもに使用していますが、入荷時の状態などにより変わる場合もあります。
*ご購入の際は【お買い物ガイド】ページ内の「商品の形状・返品・交換・破損等についてご注意事項」をご一読いただきご了解の上ご購入ください。