エケベリア　マッコス
【学　名】　Echeveria 'Marcus'
【年　生】　多年草(宿根草)
【花　色】　観葉
【花　期】　初夏
【草　丈】　5cm
【日　照】　夏日陰
【耐寒性】　寒さに弱い（非耐寒性）
【耐暑性】　暑さに強い（耐暑性あり）

エケベリア マッコスは、美しいロゼット型の葉姿と鮮やかな色合いが魅力の多肉植物です。
エケベリア属の交配種の一つで、肉厚な葉が緑から赤へとグラデーションする特徴を持っています。
特に秋から冬にかけての寒さにあたると、紅葉がより鮮やかになり、多肉植物ならではの色彩の変化を楽しむことができます。

多肉植物の中でも比較的育てやすく、丈夫なため、初心者にもおすすめです。
葉の先端が赤く染まり、群生するように成長する姿はインテリアグリーンとしても人気があります。
適度な日光と水やりの管理をすることで、美しい発色と健康的な成長を促せます。
エケベリアの特徴として、乾燥に強い反面、過湿に弱いため、水はけの良い環境を整えることが重要です。

また、春から初夏にかけて花茎を伸ばし、オレンジ色の可愛らしい花を咲かせます。多肉植物の花は長く楽しめるものが多く、エケベリア マッコスも例外ではありません。鮮やかな葉色と花のコントラストを楽しみながら、多肉植物の魅力を存分に堪能してください。


育て方
日当たりと置き場所
エケベリア マッコスは日光を好む多肉植物のため、年間を通してよく日の当たる場所に置きましょう。特に春と秋は屋外で十分な日光を浴びせることで、葉色の発色が良くなります。
ただし、真夏の直射日光は葉焼けの原因となるため、半日陰や遮光ネットを利用すると安心です。

水やり
多肉植物は乾燥に強いため、水のやりすぎに注意が必要です。春と秋は土が完全に乾いてからたっぷりと水を与えます。
夏は蒸れを防ぐために控えめにし、冬は休眠期のため、月に1〜2回程度の断水気味の管理が理想です。

土と植え替え
水はけの良い多肉植物専用の培養土を使用するのがベストです。自作する場合は、赤玉土や鹿沼土に軽石やくん炭を混ぜるとよいでしょう。
成長に伴い鉢が窮屈になった場合は、春または秋に植え替えを行い、根を整理してから新しい土に植え替えます。

肥料
春と秋の成長期に薄めた液肥を月に1回程度与えると、元気に育ちます。ただし、多肥は禁物で、与えすぎると徒長しやすくなるため注意が必要です。

増やし方
葉挿しや株分け、挿し木で増やすことができます。葉挿しの場合は健康な葉を取り、乾燥させてから土の上に置くと根が出てきます。
株分けや挿し木は春か秋に行うのが適しています。

エケベリア マッコスは、育てやすく美しい多肉植物の一つです。適切な管理を行いながら、四季折々の葉色の変化や花の開花を楽しみましょう！

【苗のポットサイズについて】

商品に「１０．５ｐ」または「3号」などの表記がある場合、使用するポット（鉢）の直径を示します。

（10.5pは10.5センチ、3号は9センチ[1号=1寸約3センチ]の直径の鉢）。

特別表記がない場合は通常9cmポットを主に使用していますが、入荷時の状態などにより変わる場合もあります。



【苗の状態について】

商品画像はイメージです。
販売する苗は休眠期、成長期、開花期、花後、植物のサイクルに伴い状態が違います。具体的には下記の状態でお届けする場合があります。

・休眠期…地上部が無い、または枯れている状態。地下部のみで休眠中。

・生育期の前半…前年の枯れ葉が残っている・花が無い、丈が短い。

・鑑賞適期…花・葉が鑑賞できる。

・生育期後半…姿が乱れ枯れ葉が目立つなど