ハオルチア 十二の爪
【花　色】　観葉

ハオルチア「十二の爪」は、硬質な葉が放つ凛とした存在感が魅力の多肉植物です。
その名の通り、葉先が鋭く尖り、まるで十二本の爪が広がるようなフォルム。
透明感のある柔らかな印象とは異なり、力強く、彫刻のような美しさを持っています。
硬葉系ハオルチアの中でも、特に造形的な魅力が際立つ品種です。
多肉植物の中には、ぷっくりとした可愛らしさを持つものも多いですが、
「十二の爪」はその対極にあるような、シャープで洗練された印象。
モダンな空間や和のインテリアにもよく馴染み、
静けさの中に芯のある美を添えてくれます。
ハオルチアは南アフリカ原産の多肉植物で、乾燥に強く、育てやすいのが特徴。
「十二の爪」も例外ではなく、手間をかけずに長く楽しめる品種です。
成長はゆっくりで、コンパクトなサイズ感を保ちやすいため、
棚や窓辺、デスクの片隅など、ちょっとしたスペースにもぴったり。
多肉植物を育てる楽しみは、日々の変化を見守ること。
「十二の爪」は季節によって葉の色合いが微妙に変化し、
光の加減で陰影が際立つため、眺めるたびに新しい表情を見せてくれます。
鉢選びも楽しみのひとつ。
黒やグレーの陶器鉢に合わせれば、よりスタイリッシュに。
素焼きの鉢でナチュラルな雰囲気に仕上げるのも素敵です。
ハオルチアの硬質な葉と器の質感が響き合い、空間に深みを与えてくれます。
多肉植物の中でも、ハオルチアは特に種類が豊富で、
コレクション性の高いジャンルとしても人気。
「十二の爪」はその中でも個性的な一鉢として、
植物好きの方にも満足いただける存在です。
日々の暮らしに、ほんの少しのグリーンを。
それだけで、空気が変わるような感覚を味わえるかもしれません。
「十二の爪」は、そんな静かな癒しを届けてくれる多肉植物です。
【育て方のポイント】
・直射日光は避け、明るい半日陰で管理する（レース越しの光が理想）
・水やりは控えめに。春?秋は月2?3回、冬は月1回程度で十分
・土が完全に乾いてから水を与えるようにし、根腐れを防ぐ
・通気性の良い場所に置き、蒸れに注意する
・排水性の高い多肉植物用の土を使用し、鉢底に穴のある容器を選ぶ
・冬場は5℃以上を保てる室内で管理し、霜に当てないようにする
・成長が緩やかなため、植え替えは2?3年に1回程度でOK


【苗のポットサイズについて】

商品に「１０．５ｐ」または「3号」などの表記がある場合、使用するポット（鉢）の直径を示します。

（10.5pは10.5センチ、3号は9センチ[1号=1寸約3センチ]の直径の鉢）。

特別表記がない場合は通常9cmポットを主に使用していますが、入荷時の状態などにより変わる場合もあります。



【苗の状態について】

商品画像はイメージです。
販売する苗は休眠期、成長期、開花期、花後、植物のサイクルに伴い状態が違います。具体的には下記の状態でお届けする場合があります。

・休眠期…地上部が無い、または枯れている状態。地下部のみで休眠中。

・生育期の前半…前年の枯れ葉が残っている・花が無い、丈が短い。

・鑑賞適期…花・葉が鑑賞できる。

・生育期後半…姿が乱れ枯れ葉が目立つなど