アガベ オテロイ
【学　名】　Agave oteroi
【花　色】　観葉

アガベ オテロイ
? 静けさと力強さを併せ持つ、美しき多肉植物 ?
静かな朝、ふと目に入るグリーンの存在が、心に穏やかな風を運んでくれる。
そんな日常の中に、ひときわ存在感を放つ植物があります。
それが「アガベ オテロイ」。
メキシコ原産のこの多肉植物は、まるで彫刻のような美しいフォルムと、どこか神秘的な佇まいが魅力です。
肉厚で鋭角的な葉がロゼット状に広がり、葉の縁には繊細なトゲが並びます。
その姿は、まるで自然が生み出したアートピースのよう。
アガベ オテロイの魅力は、その造形美だけではありません。
乾いた大地でもたくましく生き抜く生命力、そして時間をかけてゆっくりと成長する姿には、
日々の暮らしの中で忘れがちな「待つことの美しさ」を教えられるようです。
インテリアとしても優秀で、和モダンな空間やナチュラルテイストの部屋にもよく馴染みます。
鉢や器との組み合わせ次第で、シャープにも、やわらかくも演出できるのが嬉しいところ。
玄関先やリビングの一角に置くだけで、空間に凛とした空気が生まれます。
また、アガベ オテロイは「多肉植物」の中でも比較的育てやすく、
植物との暮らしを始めたい方にもぴったり。
水やりの頻度も少なくて済むため、忙しい日々の中でも無理なく楽しめます。
名前の「オテロイ」は、植物学者エドワード・オテロ氏にちなんで名付けられたといわれています。
その名の通り、どこか知的で洗練された雰囲気をまとい、
見る人の心を惹きつけてやみません。
最近では、アガベ オテロイの魅力に惹かれてコレクションする人も増えてきました。
個体によって葉の模様やトゲの形が微妙に異なり、
「この子だけの表情」を楽しめるのも、多肉植物ならではの醍醐味です。
育てるほどに愛着が湧き、
日々の変化に気づくたびに、小さな喜びが心を満たしてくれる。
そんな植物との時間は、暮らしに彩りと癒しをもたらしてくれます。
アガベ オテロイは、あなたの暮らしに静かな存在感を添えてくれるパートナー。
自然のリズムに寄り添いながら、ゆっくりと育ててみませんか。
【育て方のポイント】
・日当たりの良い場所に置く
アガベ オテロイは日光を好む多肉植物です。
室内で育てる場合は、できるだけ日当たりの良い窓辺に置きましょう。
屋外で育てる場合は、直射日光に慣らしながら徐々に日光に当ててください。
・水やりは控えめに
乾燥に強いアガベ オテロイは、水の与えすぎに注意が必要です。
春?秋は土がしっかり乾いてからたっぷりと、冬は月に1?2回程度で十分です。
・風通しの良い環境を好む
蒸れに弱いため、風通しの良い場所で管理しましょう。
特に梅雨時期や夏場は、風が通る場所に置くことで病気の予防になります。
・寒さにはやや弱い
霜に当たると傷むことがあるため、冬は室内に取り込むのが安心です。
最低気温が5℃を下回るようなら、暖かい場所で管理しましょう。
・植え替えは2?3年に一度
根詰まりを防ぐためにも、数年に一度は一回り大きな鉢に植え替えましょう。
春?初夏が適期です。
・葉のトゲに注意
アガベ オテロイの葉先には鋭いトゲがあります。
お子様やペットのいるご家庭では、置き場所に配慮してください。
アガベ オテロイは、育てるほどにその魅力が深まる多肉植物です。
日々の暮らしに、静かで力強いグリーンの存在を取り入れてみてはいかがでしょうか。
植物とともに過ごす時間が、
あなたの毎日に、そっと豊かさを添えてくれるはずです。


【苗のポットサイズについて】

商品に「１０．５ｐ」または「3号」などの表記がある場合、使用するポット（鉢）の直径を示します。

（10.5pは10.5センチ、3号は9センチ[1号=1寸約3センチ]の直径の鉢）。

特別表記がない場合は通常9cmポットを主に使用していますが、入荷時の状態などにより変わる場合もあります。



【苗の状態について】

商品画像はイメージです。
販売する苗は休眠期、成長期、開花期、花後、植物のサイクルに伴い状態が違います。具体的には下記の状態でお届けする場合があります。

・休眠期…地上部が無い、または枯れている状態。地下部のみで休眠中。

・生育期の前半…前年の枯れ葉が残っている・花が無い、丈が短い。

・鑑賞適期…花・葉が鑑賞できる。

・生育期後半…姿が乱れ枯れ葉が目立つなど