アメジストセージ（メキシカンセージ）
【学　名】　Salvia leucantha
【年　生】　多年草(宿根草)
【花　色】　紫
【花　期】　秋
【草　丈】　50cm
【日　照】　日向
【耐寒性】　やや寒さに強い（半耐寒性）

アメジストセージは、シソ科の多年草で、美しい紫色の花を咲かせる宿根草です。
その名前の通り、アメジスト（紫水晶）のような鮮やかな花穂を持ち、秋から冬にかけて長く楽しむことができます。
また、ふわふわとした質感の花は観賞価値が高く、ガーデニングや庭植えに最適です。

原産地はメキシコを中心とする温暖な地域で、日本でも比較的育てやすい宿根草として人気があります。
アメジストセージは、特に温暖な地域では多年草として越冬し、毎年美しい花を咲かせます。
しかし、寒冷地では冬越しが難しく、鉢植えで管理するのが一般的です。

また、アメジストセージは耐暑性に優れており、夏の強い日差しの下でも元気に成長します。
ただし、乾燥を好む性質があるため、過湿には注意が必要です。
この宿根草は放任でも丈夫に育ち、初心者でも育てやすいのが魅力です。

育て方

日当たり・置き場所
アメジストセージは日当たりの良い場所を好みます。
半日陰でも育ちますが、花つきが悪くなることがあるため、できるだけ日光が当たる場所に植えましょう。

土壌
水はけの良い土を好みます。
庭植えの場合は腐葉土や砂を混ぜて排水性を向上させると良いでしょう。
鉢植えの場合は、市販の草花用培養土にパーライトを混ぜると適しています。

水やり
乾燥には強いですが、極端な乾燥は成長を妨げることがあります。
土の表面が乾いたら水を与え、特に夏場は水切れに注意しましょう。
冬場は成長が鈍るため、水やりは控えめにします。

肥料
春から秋にかけて、生育期に月1回程度の緩効性肥料を施すと良いでしょう。
液体肥料を10日に1回程度与えるのも効果的です。

剪定・管理
花が咲き終わった後は、花穂を切り取ると次の花が咲きやすくなります。
また、冬越しする場合は地際で刈り込んでおくと新芽が出やすくなります。

冬越し
宿根草とはいえ、寒さに弱い傾向があるため、冬はマルチングを施して保護するか、鉢植えにして室内で管理すると安心です。
寒冷地では鉢植えでの管理が推奨されます。

病害虫対策
病害虫には比較的強いですが、梅雨時期の多湿環境ではカビや根腐れに注意が必要です。
風通しを良くすることで予防できます。

アメジストセージは丈夫で育てやすい宿根草で、長期間美しい花を楽しめます。
ぜひ、ガーデニングに取り入れてみてください！



【苗のポットサイズについて】

商品に「１０．５ｐ」または「3号」などの表記がある場合、使用するポット（鉢）の直径を示します。

（10.5pは10.5センチ、3号は9センチ[1号=1寸約3センチ]の直径の鉢）。

特別表記がない場合は通常9cmポットを主に使用していますが、入荷時の状態などにより変わる場合もあります。



【苗の状態について】

商品画像はイメージです。
販売する苗は休眠期、成長期、開花期、花後、植物のサイクルに伴い状態が違います。具体的には下記の状態でお届けする場合があります。

・休眠期…地上部が無い、または枯れている状態。地下部のみで休眠中。

・生育期の前半…前年の枯れ葉が残っている・花が無い、丈が短い。

・鑑賞適期…花・葉が鑑賞できる。

・生育期後半…姿が乱れ枯れ葉が目立つなど